株・FX初心者向け手法まとめブログ

株やFXの手法についてまとめていきます。

2016年01月

Q.金利差を定義するにはどうしたら良いですか?

A.LIBOR3MONTHなどは、いかがでしょう。

数年前に破たんしてしまったFX専門の運用会社FXコンセプツでは、 LIBOR3MONTHで定義づけた金利差をモデルの重要なファクターとして採用していたとされています。

政策金利などの変化のとぼしいデータは、短期的な価格変動を予測するには向かないと思われます。 

関連記事:

Q.為替レートの予測に有効だとされるファクターをまとめて教えて下さい。



Q.金利差と為替レートの関係について詳述されている文献を教えて下さい。



Q.当日の株価に影響を与える直近の価格帯はなんですか?

A.前日の高値が重要です。

前日の終値、始値などなど色々検証してみた結果、一番意味があったのは、前日の高値でした。
(証拠はありません 笑) 

Q.株価指数を使って将来の為替の値動きを予測することは可能ですか?

A.微妙です。

かつては、前日の米国の株価指数、金利等を観察して、日本時間〜の為替の値動きを予測して利益を上げることが可能な時期がありました。いつ頃からか、そのアノマリーは消え失せてしまい、うまくいかなくなってしまったようです。 

Q.購買力平価で将来の為替の値動きを予測できますか?

A.可能なようです。

二つの変数を散布図を描画してみると、確かに相関があるのが認められます。
ただし、その関係はかなり長期的な変動となるので、短期トレードを行う際に参照するようなファクターにはならないでしょう。 

Q.相場の上げ下げはどのように定義付ければ良いですか?

A.目的に合わせて定義を変えましょう。

例えば、順張りの売買システムを構築する際に、価格変動の傾向を分析したいとします。

この時、価格変動を
(5日後の終値−今日の終値)÷今日の終値 
と定義付けてしまうと、5日間の情報が飛んでしまいます。
これにより、このデータを用いた検証では、5日間はロスカットができない売買システムしか構築できません。逆に、逆張りの売買システムの場合や、5日間ロスカットをせずに耐えられるリスク量で取引を行う場合は、十分かも知れません。 

順張りの売買システムを構築する際には、分析時に、「いついつまでに決済を行う」という仮定を設けたデータで行うべきではありません。必ず、トレンドの変換までポジションを持つ、という前提でデータを用意し検証する必要となります。 
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